子どもに「片付けて」と言ってもなかなか片付けてくれない。「おもちゃで散らかったままの部屋を見るのはもう嫌!」と思っていませんか?
この記事を読むと子どもが片付ける意識をもち、楽しみながらみるみる片付けができるようになります。
子どもがおもちゃを片付ける方法3選
- 見てわかる片付け先をつくる
- 遊び感覚で片付けを楽しませる
- おもちゃの数を減らす
この記事では、幼稚園教諭免許1種と保育士資格を持つ私がおもちゃが片付かない原因とその解決方法を詳しくご紹介します。
おもちゃが片付けられない3つの理由
おもちゃが片付けられない理由は大きく3つ。
・片付ける理由がない
・片付ける場所が分かりづらい
・おもちゃの数が多い
1:おもちゃを片付ける理由がない
遊び足りない子どもにとって片付けをする理由がありません。子どもは、永遠に遊んでいたいのです。片付けるということは、自分のやりたいことと反対の行動です。
ココがポイント
片付ける理由を子どもに教えてあげて下さい。「転ぶと危ないから」「ここで寝転んで絵本読みたいな」など子どもが納得する理由を教えてあげるといいでしょう。
2:片付ける場所が分かりづらい
子どもはおもちゃを「元あった場所に戻して」と言われてもどこが「元あった場所」なのか、どれがおもちゃ箱なのか、わからないことがあります。
3:おもちゃの数が多い
そもそも、おもちゃの数が多いということが片付けられない原因になることは多いです。おもちゃは頭や手指にいいと下記の記事でも言っていましたが、お気に入りのおもちゃ以外は一旦手の届かないところへ。
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①お片付けBOXをつくる(ラベリング)
おもちゃの写真を撮り、箱に貼る方法です。ラベリングによりどこに何を片付けるかひと目で分かります。
ココがポイント
写真は実物を撮るほうが分かりやすいです。しかし、イラストにしておくと汎用性が高く、おもちゃの内容が変わっても片付けられるのでおすすめです。
箱の工夫
箱はフタがないものが良いです。大人はフタをして中身を隠したくなりますが、子どもはフタがあるとどこに片付けるか分からなくなります。
なんでもBOXをつくる
もっと幼く、どこになにを片付けたらいいか分からない子どもには「とりあえずここに片付ける」という大きな箱(場所)を用意してあげましょう。「自分で片付けるとほめられる」という経験から自分から片付けようという意識がめばえます。
⇧のようなおもちゃ箱の一つを空けておき、「この箱に全部入れよう」とルールを決めると片付けやすいです。
②遊び感覚で片付けを楽しむ方法
「このおもちゃはママが片付けるから、〇〇ちゃんはそのおもちゃを片付けてくれる?」と片付ける物を分担したり、「ママはおもちゃを集めるから〇〇ちゃんは集めたおもちゃを箱に入れてね」と分業したり、一つまたは一部を手伝ってあげると子どもが片付けることを意識するはずです。
また、「どっちが早く片付けられるか競争しよう!」などゲーム性をもたせると遊び感覚で片付けができます。
③おもちゃの数を減らす方法
そもそもおもちゃの数が多く、片付けられないことがあります。幼いおもちゃや遊ばなくなったおもちゃがあるはずです。捨てるのはもったいないという気持ちは分かりますが、幼いおもちゃは卒業したと思って、処分しましょう。
捨てるのがもったいないという方
「捨てるのがもったいない」という方は、誰かにゆずるか、「売る」という選択肢があります。この記事を読んだ機会におもちゃの数を減らしませんか?
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捨てるのはちょっと…という方
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片付けの意識づくりのために
子どもがおもちゃを片付けられない3つの理由と解決方法を3つご紹介しました。
片付ける意識をもたせるために片付ける理由を説明し、片付けを少しでも楽しみ、片付けたら褒められるという経験をたくさんさせてあげて下さい。そのための環境づくりも大切です。その第一歩としておもちゃを精選してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。